5/27 抗がん剤初回投与♡【TC療法全4クール中①】
ついにこの日がやってきた!
抗がん剤投与!ドキドキ( ^ω^)・・・
■そもそもTC療法とは…
T;ドセキタキセル(タキソテール®)
C;シクロフォスファミド(エンドキサン®)
の2種類の薬品を3週間置きに90分(T60分+C30分)かけての点滴するらしい。
※抗がん剤投与にて白血球が大幅減少し、
目安、3週間程度で復活する為3週間置きの投与との事。
■投与日当日の流れ
1⃣12時迄に来院&採血/成分検査(検査時間1時間)。
①白血球数⇒目安4,000個以上が正常値。
前回の抗がん剤投与にて大幅に減少したものが、
投与から3週間かけて正常数値位迄増えて戻っていればOK。
②好中球数⇒目安1,500個以上が正常値。
好中球は白血球の一種。
他にリンパ球、好酸球等たくさんの白血球種が
あるうち、好血球は細菌の病気を防いだり
治したりする。
減少していると細菌感染の抵抗が弱まる。
※採血は一瞬だが、結果が出るまで1時間かかる。
その間に昼食を取る。
(🐈はこれからの吐気に備えて、
食べ納めのつもりでがっつりビーフストロガノフ
&ライスを食べた。)
2⃣13時~乳腺外科担当医診察。
上記の通り、採血データを元に本日、投与が
できる状態かを診察する。
特に質問が無ければ診察は10分位で終わる。
(🐈の本日の結果は白血球5,100、好中球2,980だったのでクリアできた。)
※ここで本日の投与が許されれば、
医師から薬剤師へ投与する調薬の依頼。調薬には
1時間程かかる。
3⃣薬剤完成の14時以降、席が空くまで順番待ち開始。
点滴専用のリクライニングチェアが
60台程密集した漫画喫茶みたいな部屋がある。
(漫画は無い。テレビは各席に設置。)
1日に平均140名程が1⃣~3⃣の手順を踏んで点滴に
来るため、順番待ちする事の方が多いとの事。
(5/27は看護師さんも驚くほど空いていて、
初回アナウンス後そのまま着席。)
4⃣14時40分頃~着席、投薬開始。
私服のまま着席後最初に心拍数のチェック。
続いて手足に副作用軽減のアイスグローブと
呼ばれる保冷剤を設置(病院貸出)。
保冷剤設置10分後から、点滴が始まる。
①吐気止め薬点滴(5分)アイスグローブ有
②ドセキタキセル(60分)アイスグローブ有
③シクロフォスファミド(30分)グローブ外す
④水(5分)
を投薬。座っている時間はトータルで120分位。
点滴したまま飲食可、トイレ可。
投薬中は特に体調崩すことも無く元気だった。
アイスグローブ推奨対象の為、
着用希望すれば無料で貸出してくれる。
ただ、手足以外の頭部保冷等を希望する場合や
アイスグローブも推奨対象で無い他の病状の方は、
主治医に相談した上、自身で持参すれば着用
できるとの事。(貸出不可)
(ブロガーさんや経験者の方達の体験談を元に、
当日🐈は水筒にいっぱい氷だけ詰めて持参し、
ドセキタキセルが終わるまで氷をひたすら
舐め続けた(口内炎予防)。
また、頭部冷却で脱毛後の復活が
好調になるらしいという情報も入手し、
初回は間に合わなかったが後日楽天市場で
「ひんやり帽子(かぶる氷枕)」を購入。
少しでも頭皮に髪が戻ってくるよう、
次回からトライしたい。)
5⃣16時50分頃会計⇒吐気止め等薬受取り、終了。
行きは自身で運転し、帰りは仕事後の主人に迎えに来てもらい助手席で帰宅。
特に体調不良になることも無かったのでこれなら次回は一人で電車で通えそうかな…?
薬は吐気止め、解熱剤、便秘薬が処方された。
当日の夜は特に吐き気もなく、
夜ご飯も普通にサラダ、パン、オニオンフライ、
チーズ等(ジャンクですみません)
美味しくモリモリ食べた。デザートにヨーグルトも
食べた。
こんな感じか…と少し拍子抜けしながら
とりあえずベッドサイドに
リバース容器(ディズニーで昔買ったお菓子、
アラジンのミニバケツ)をセット。
この為に設計されたのでは、という程の理想の
大きさと高さで取っ手付き笑。
「こーちらへどぅぞぉ~!」
あの声でテンション高く呼ばれている気分。
これから来る(ちゃんと来るのか?)副作用に
ビビりながら
もうすでに便秘気味なので便秘薬だけ
1錠飲んで就寝。
こうして🐈の抗がん剤投与1日目は
ふんわり終了した。
参考資料:徳島県医師会HP「好血球減少」解説