♡しろねこの乳癌闘病生活♡

30代♡告知~手術に向けての乳癌密着ブログ

MRI~衝撃の結果発表💉

【手術や家庭への個人的な弱音を記載しています。ご不快に感じる方はスルーをお願いします。】

2/9午前中にMRIの検査結果を受けて、

午後から転院先の病院に受診した。

 

MRIの結果、

「リンパ転移は恐らく無し。

しこりの大きさは変わらず2.8cmくらいです」

ふむふむ、ひと安心😢

 

「だけどその横にくっついて、

もう一個小さいしこりが併発していました」

 

MRIで初めて、2個ある事が分かった。

詳しく病理を調べないとわからないけど、

10年前からのしこりが誤診だったり

悪性に変わった訳じゃなくて、

ひょっとしたら

10年モノの良性のしこりの横に新しく

悪性腫瘍が出来た可能性も

考えられるとの事。

 

もうひとつ、

MRIで初めて分かったことがあった。

 

「乳頭への分泌腺にはっきり白線が出ています。癌細胞と決まった訳ではないですが全摘出をお勧めします」

 

乳頭からの分泌物等は今まで一切無く、

私の浅い知識では一切ノーマークだった。

…3cm以内なら温存可、

急いでしこりを取れば終わる…はずだった。

 

この白線が表す意味は、

乳頭までの母乳を出す腺の血液内に

癌が広がっている可能性が高いという事らしい。

 

突如ここに来て一気に「 全 摘 出 」という

言葉が浮上し、リーチが掛かった。

 

腹を括らなきゃ。

…乳房も、乳首も無くなる。

時間をかければ

ある程度再建できるそうだし。

乳頭も後から付けられるそうだし。

 

ありがたい事に

私以外の皆はこんなにも、

私の命の為に、

再発防止の為に徹してくれている。

あと必要なのは、私の覚悟だけだ。

分かってはいるし、答えも出ている。

 

でも、少しだけ弱音を吐きたい。

「全摘出すれば助かるって事でしょ」

「(癌の中では完治しやすいと言われる)乳で良かったよ」

「もう結婚してるんだし、胸なんて無くても大丈夫だよ」

みんな悪気なんかなく、

私の為に掛けてくれた言葉たち。

励ますにはそういう声を掛けるしか

なかったのかもしれないし、

受け止め方なのかもしれない。

 

早期なのも有難いし

もっと重度のステージやリスクと

勝負されている方に比べると、

私の悩みは贅沢でちっぽけだ。

 

でも妊娠出産経験もなく、

女性としての自信も揺らいでいた

今の自分にとって、

温存と摘出では必要な覚悟が全然違う。

 

そして

「少なくとも術後3年は妊娠も我慢して下さい」

とも言われた。治療の影響だ。

「術後の妊娠出産希望はありますか」

という問診票の質問。

それに〇をするかどうかは、

はるか昔に互いに蓋をして、

円満を築いてきた根深い夫婦問題への

問診でもある。

 

卵子凍結できる」という情報も耳にした。

けれど果たして我が家にその必要はあるのか?

これまでさんざん悩んで

出せなかった答えを、

こんな形で出せるだろうか。

 

 

女性として、

母親になる可能性を持つ性として。

 

30代半ばの私にとって、

この3年をどう過ごすかの選択は、

今後どう生きるか、

子どもを授かりたいかどうか、

人生のジャッジを下さないといけない

分かれ道になる。

 

 

 

※この記事で、読んでくれた方を

傷付けてしまったら申し訳ないです。

葛藤を共有・記録したくここに残します。